朝起きて「今日は有意義に過ごすぞ!」と意気込むのに、気づいたらYouTubeを3時間見てて、SNSをダラダラ眺めて、夜になって「今日も何もできなかった…」って後悔する。
そんな経験、ありませんか?
自分も以前は、時間の使い方が本当に下手でした。
休日は朝からスマホをいじって、気づいたら夕方。
「今日も無駄にした」っていう罪悪感と、「明日こそは頑張ろう」っていう空しい決意を繰り返す毎日でした。
でも、ある時気づいたんです。
「時間は勝手に過ぎていくけど、使い方は自分で決められる」って。
それから色々試行錯誤して、今では時間を無駄にすることがほぼなくなりました。
別に意志が強くなったわけじゃありません。
仕組みを作っただけです。
この記事では、自分が実践している「ダラダラ時間を無駄にしない方法」を紹介します。
完璧を目指す必要はありません。
この中から1つでも2つでも取り入れるだけで、人生が変わります。
なぜ私たちは時間を無駄にしてしまうのか

意志の力だけでは続かない
「明日から早起きして勉強しよう」「スマホを見る時間を減らそう」──こういう決意、何度したことがありますか?
でも、意志の力だけでは絶対に続きません。
人間の意志は驚くほど弱いんです。
朝は「今日こそ!」って思うのに、夜になると「まぁ今日くらいいいか」ってなる。
これ、あなたが怠け者だからじゃないんです。
人間の脳がそういう風にできているだけなんです。
時間泥棒が身近にありすぎる
スマホ、YouTube、SNS、Netflix、ゲーム……現代は「時間泥棒」だらけです。
これらは、人間の脳を刺激するように設計されています。
「あと1本だけ」「あともう少しだけ」って思わせるのが、彼らの仕事なんです。
だから、意志の力で対抗しようとしても無理なんですよね。
仕組みで対抗するしかないんです。
「何をすべきか」が明確じゃない
「時間を有意義に使おう」と思っても、じゃあ具体的に何をすればいいのかがわからない。
目標がぼんやりしていると、人間は楽な方に流れます。
「とりあえずスマホでも見るか」ってなるんです。
「何をすべきか」が明確なら、人は動けます。
逆に、明確じゃないから、ダラダラしてしまうんです。
自分が実践している時間管理術

ここからは、自分が実際に使っている方法を紹介します。
全部やる必要はありません。
できそうなものから試してみてください。
1. タイマーを使う
これが一番効果的でした。
タイマーをセットするだけで、集中力が全然違います。
ポモドーロ・テクニックを活用
- 25分作業→5分休憩を1セットとする
- 4セット(2時間)やったら、15〜30分の長めの休憩
「25分なら頑張れる」って思えるんですよね。
逆に、「2時間集中しよう」って思うと、始める前から疲れちゃう。
自分はAmazonで買ったタイマーを使っています。
ですが、スマホのタイマーアプリを使うことはおすすめしません。
近くにスマホがあるとどうしても触ってしまうので、スマホはできるだけ遠くに置くようにしてください。
なぜタイマーが効くのか?
- 締切効果:時間制限があると人間は集中する
- メリハリがつく:作業と休憩が明確に分かれる
- 達成感がある:1セット終わるたびに「やった!」って思える
タイマーをセットするだけで、「やるぞ」っていうスイッチが入るんです。
2. 朝の3時間を有意義に使うようにする
朝の3時間は、1日で最も価値のある時間です。
脳が一番クリアで、集中力も高く、誰にも邪魔されない。
自分は起きてからの3時間を集中したい作業に使っています。
朝にやることは?
- 重要なタスク:仕事、勉強、ブログ執筆など
- 創造的な活動:アイデア出し、計画立て、読書など
- 運動:ジョギングや筋トレ
朝の3時間で重要なタスクを終わらせてしまえば、その日はもう勝ちです。
あとは何をしても罪悪感がない。
逆に、朝をダラダラ過ごすと、その日全体がダラダラになります。
朝の使い方で、1日が決まるんです。
早起きのコツは?
- 前日に早く寝る(当たり前だけど大事)
- 朝やることを前日に決めておく
- カーテンを開けて寝る(朝日で自然に起きる)
- スマホを見ない(起きてすぐSNSを見ると、時間が溶ける)
3. 1日のスケジュールを立てる
「今日は何をしようかな」って考えてる時間が、実は一番無駄なんです。
前日の夜か、朝一番に、その日のスケジュールを立てましょう。
自分のスケジュールの立て方は?
- 時間単位で書く:「9時〜10時:ブログ執筆」「10時〜11時:読書」みたいに
- 余白を作る:詰め込みすぎると疲れるし、予定通りいかないとストレス
- 休憩時間も入れる:休憩も「予定」として入れる
スケジュールを紙に書くか、Googleカレンダーに入れるか、方法は何でもOKです。大事なのは、「見える化」すること。
スケジュールの例
6:00 起床・朝食
7:00 - 9:00 ブログ執筆(重要タスク)
9:00 - 9:30 休憩・コーヒー
9:30 - 11:00 読書
11:00 - 12:00 家事・雑務
12:00 - 13:00 昼食・休憩
13:00 - 15:00 副業(プログラミング)
15:00 - 15:30 休憩・散歩
15:30 - 17:00 自由時間
17:00 - 18:00 夕食準備・食事
18:00 - 20:00 自由時間(趣味・娯楽)
20:00 - 20:30 1日の振り返り
20:30 - 21:30 リラックスタイム
21:30 - 22:00 明日の準備・就寝準備
22:00 就寝
完璧にこなせなくてもOKです。
予定があるだけで、行動しやすくなります。
4. タスクの優先順位を明確にする
「あれもこれもやらなきゃ」って思うと、結局何もできません。
タスクを3つに分類しましょう
- 最重要タスク:今日絶対にやるべきこと。1〜3個だけ。
- 重要タスク:できればやりたいこと。3〜5個。
- その他:余裕があればやること。
最重要タスクを朝一番に終わらせる。
これだけで、1日の満足度が全然違います。
自分の例は?
- 最重要:ブログ1記事執筆
- 重要:読書30ページ、プログラミング学習1時間
- その他:部屋の掃除、メールの返信
最重要タスクが終われば、その日はもう成功です。
あとは気楽にやればいい。
5. まずは始める
一番難しいのは「始めること」です。 でも、始めてしまえば意外と続くんです。
5分ルールとは?
「とりあえず5分だけやる」と決めて始めてみてください。
- ブログを書くなら、とりあえず5分だけ書く
- 勉強するなら、とりあえず5分だけ教科書を開く
- 筋トレするなら、とりあえず5分だけストレッチする
不思議なことに、5分やると「もうちょっとやろうかな」ってなるんです。
これを心理学では「作業興奮」と言います。
行動することで、やる気が出てくる。
逆じゃないんです。
「やる気が出たら始める」じゃなくて、「始めるとやる気が出る」んです。
6. 1日の振り返りをする・点数化
毎日寝る前に、その日を振り返りましょう。
どんな振り返り方する?
- 今日やったこと:箇条書きでリスト化
- 良かった点:頑張れたこと、達成できたこと
- 改善点:ダラダラしてしまった時間、できなかったこと
- 今日の点数:100点満点で自己採点
点数をつけることで、客観的に見られます。
「今日は70点だったから、明日は80点を目指そう」みたいに、ゲーム感覚で取り組めます。
点数の基準(自分の場合)
- 100点:最重要タスク全部完了、時間を無駄にしなかった、充実感がある
- 80点:最重要タスクは完了、少しダラダラしたけど概ね良好
- 60点:最重要タスクは完了、でもかなりダラダラした
- 40点:最重要タスクが未完了、時間を無駄にした
- 20点:ほぼ何もできなかった
毎日記録していると、「あ、今週は点数低いな。来週は頑張ろう」って意識が変わってきます。
7. 時間泥棒をあぶり出す
「なんか時間がない」って感じてるなら、時間泥棒を特定しましょう。
1週間、時間の使い方を記録する方法は?
- スマホのスクリーンタイム機能を確認
- 1日の行動を1時間単位で記録
これをやると、「え、こんなに無駄な時間があったの!?」ってビックリします。
自分も以前やったら、1日3時間もYouTubeを見てることが判明しました。
月90時間、年間1080時間。
これ、本気でショックでした。
時間泥棒の例は?
- SNS(Twitter、Instagram、TikTok)
- YouTube
- Netflix、Amazonプライム
- スマホゲーム
- ダラダラとネットサーフィン
これらを完全にやめる必要はありません。
でも、「意識せずに時間を奪われてる」のは問題です。
8. 目標を見やすいところに貼る
目標を紙に書いて、目につく場所に貼りましょう。
自分は、デスクの正面に「今月の目標」を貼ってます。
例えば…
- ブログ月10記事達成
- 読書月5冊
- 体重3kg減
- 副業収入月5万円
毎日見ることで、「今日も頑張ろう」って気持ちになります。
目標が見えないと、忘れちゃうんですよね。
スマホのメモ帳に書いても、見ないから意味ないんです。
物理的に目に入る場所に貼るのが大事。
9. 誘惑になるものを近くには置かない
誘惑は、遠ざければ遠ざけるほど効果があります。
例えばこんなこと…
- お菓子を買わない:家にお菓子がなければ、食べない
- ゲーム機をしまう:すぐに手が届かない場所に保管
- テレビのリモコンを隠す:見たいならわざわざ取りに行かないといけない
「ちょっとだけ」が積み重なって、膨大な時間を奪われます。
だから、「ちょっとだけ」をできない環境を作るんです。
10. スマホを近くに置かない
これが一番効果的でした。
スマホを別の部屋に置くだけで、集中力が劇的に上がります。
作業中はスマホを別室へ
- 作業するときは、スマホを玄関に置く
- 通知もオフにする
- 「25分後に見る」と決める
スマホが手元にあると、無意識に触っちゃうんですよね。
通知が来たら気になるし、来なくても「何かあるかな」って開いちゃう。
物理的に遠ざけることで、誘惑を断ち切れます。
寝るときもスマホを別室へ置く。
寝る前にスマホを見ると、ブルーライトで眠れなくなるし、「あと1本だけ」って動画を見て、気づいたら2時間経ってる。
自分は、寝る1時間前にスマホを玄関に置いて、寝室には持ち込みません。これだけで、睡眠の質が上がりました。
11. デジタル断捨離
アプリを減らす、アカウントを減らす、通知をオフにする。
これだけで、時間が大幅に増えます。
自分がやったことはこれ!
- SNSアプリを削除:Twitter、Instagramのアプリを削除。見たいならブラウザで。
- YouTubeアプリも削除:ブラウザで見ると、おすすめに流されにくい。
- 通知を全部オフ:LINEとメールだけ残して、他は全部オフ。
- サブスクを解約:使ってないサブスクは全部解約。Netflix、見てないのに月額払ってませんか?
デジタルの断捨離は、部屋の断捨離と同じです。
使わないものを削ることで、本当に大切なものに集中できます。
まとめ:完璧じゃなくていい、小さく始めよう
ここまで11個の方法を紹介しましたが、全部やる必要は全くありません。
まずは1つか2つ、できそうなものから試してみてください。
自分のおすすめはこれ!
- タイマーを使う(今日から始められる)
- スマホを別室に置く(効果が絶大)
- 朝の3時間を大切にする(人生が変わる)
この3つだけでも、ダラダラ時間は劇的に減ります。
大事なのは、完璧を目指さないこと。
70点でいいんです。
毎日少しずつ改善していけば、1年後には全く違う自分になっています。
「今日も何もできなかった」っていう後悔を、「今日も頑張れた」っていう達成感に変えましょう。
時間は、人生で唯一、お金で買えないものです。
だからこそ、大切に使いたいですよね。
あなたの時間が、少しでも有意義なものになることを願っています。